指定数量
ジエチルエーテル・二硫化炭素の指定数量
ジエチルエーテル・二硫化炭素(消防法 第4類・特殊引火物)の指定数量
50 L
少量危険物になるのは 10 L 以上(指定数量の1/5)
試薬、溶剤など。
量ごとの扱い
| 貯蔵・取り扱う量 | 区分 |
|---|---|
| 10L 未満 | 消防法・少量危険物のどちらにも該当しない |
| 10L 以上 50L 未満 | 少量危険物(市町村の火災予防条例の規制対象) |
| 50L 以上 | 指定数量以上(消防法の規制対象。製造所・貯蔵所・取扱所の許可が必要) |
容器で何本分か
| 容器 | 少量危険物 | 指定数量 |
|---|---|---|
| 20L缶 | 0.5本分 | 2.5本分 |
| 18L缶 | 0.6本分 | 2.8本分 |
| ドラム缶 | 0.1本分 | 0.3本分 |
20L缶=携行缶・ポリタンク、18L缶=一斗缶・ポリタンク、ドラム缶=200Lとして、容器が満杯の場合の単純計算です。同じ場所に他の危険物もある場合は、品名ごとの倍数を合計して判断します。
ジエチルエーテル・二硫化炭素の注意点
- 第4類の中で最も危険性が高い品名で、指定数量も最も小さい50Lです。
- ジエチルエーテルは空気や日光に長くさらされると、爆発性の過酸化物を生じます。
- 二硫化炭素は水より重く水に溶けないため、蒸気が出ないよう水を張って貯蔵します。
同じ「特殊引火物」には、アセトアルデヒド、酸化プロピレンなどが含まれます。
ジエチルエーテル・二硫化炭素に関する乙4の練習問題
- o4-h01第4類の危険物の品名と、その定義の組合せとして正しいものはどれか(いずれも1気圧での値)。
- o4-h03次の危険物と指定数量の組合せとして、誤っているものはどれか。
- o4-h08丙種危険物取扱者が取り扱うことのできない危険物はどれか。
- o4-s06ジエチルエーテルの性状として、正しいものはどれか。
- o4-s07二硫化炭素の性状として、誤っているものはどれか。
- o4-s08アセトアルデヒドの性状として、正しいものはどれか。
他の危険物の指定数量
| ガソリン | 第1石油類(非水溶性) | 200L |
| 灯油 | 第2石油類(非水溶性) | 1,000L |
| 軽油 | 第2石油類(非水溶性) | 1,000L |
| 重油 | 第3石油類(非水溶性) | 2,000L |
| エタノール・メタノール | アルコール類 | 400L |
| アセトン | 第1石油類(水溶性) | 400L |
| ギヤー油・シリンダー油(潤滑油) | 第4石油類 | 6,000L |
| サラダ油などの動植物油 | 動植物油類 | 10,000L |
実際の規制の判断(許可・届出の要否など)は、所轄の消防本部・消防署に確認してください。出典:危険物の規制に関する政令 別表第三